2002.2.22(金) 木更津キャッツアイ 5回裏・6回表・裏

今回も前半と後半とではまるで別物の話のようでしたが、オジーの死を巡る話の筋が一本びしっと通っていて、一種の爽快感がありました。
しかし、私が素晴らしいと思った話に限って視聴率が落ちているのは何故だ。

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前半、オジーの葬式から<野球狂の詩>に帰ってきた4人と、それを迎えるぶっさん。見てるこっちまでいたたまれなくなるほど空気が重い。
つ、つらい。やだーこんなの木更津じゃなーいい。

ところ変わって、バーバータブチ。
父子で口いっぱいに肉まんを頬張ってなにしてんのかと思ったら、オジーの真似。
公助さんのオジーの真似が思いの外似てたのを見て、
「死ぬのって、こええな」と、誰にも語ることのなかったぶっさんの本音が語られます。
ぶっさんは、自分の死期を仲間達には言えても父親には言えなかったわけだけど、「怖い」というどうしようもない気持ちを言えるのはやっぱり父親だったわけですね。

プチヒッキーになってしまったぶっさんを元気づけようと、キャッツの4人がバーバータブチに来て、「なっち衝撃の裸身」を餌にぶっさんの気を引こうとするのだけど、あえなく撃沈。
この時の「あ、こっち見た」っていう台詞が妙にかわいくて好きです。みんなぶっさんのこと好きなんだねえ。しみじみ。
「おれ達ぶっさんいないとダメダメじゃん」って、ホント、ぶっさんいなくなったら君たちどうするんだよ。おねえさんは心配だよ。
このあたりで、徐々にシリアスからコメディモードに移行していくわけですが、このあたりのつなぎ方は上手いなあ。

ぶっさん、「これ見たらショックで死ねるかな」って結局袋とじ見てるし。で、開いてみて「なんだよ、違うじゃねえかよ」って怒ってるし。
どうでもいいんだけど、ぶっさんて自分の部屋にいる時って凄い男前度が上がってる気がするんだけど、気のせいですか? 

ぶっさん浮上の直接のきっかけになったのは美礼先生。
「格好悪くたって、生きてる方がいいじゃない」
知らないとはいえ、結構ぶっさんにとっては残酷なセリフじゃないかなあ、と私は思ったのだけれど、ぶっさんにとっては、先生と自分の関係が本来あるべき姿に戻ったようで、そのことが嬉しかったのかな。

この時から少しずつ、ぶっさんは自分に残された時間を身辺整理と、周囲の人のために使おうと思い始めたみたいですね。
オジーがそうだったように。

「ごぶさたー」と復活したぶっさんを見て、大喜びの4人。無意味に大笑いする5人がホントに愛しい。

後半は、キャッツアイっぽく宝石強奪作戦始動。
わーん。面白いよお。
そうだよ、木更津はこうでなくっちゃ。
このよさは全ては書ききれないので、ツボをいくつか。

モー子のメイドさんコスプレ(え?違う?)に、反応してしまったバンビ。
バンビナイス。やっと君もヨゴレが出来るようになってきたんだね。

うっちーのミッションインポッシブルのテーマ。
「うっ、うっ、うっちー×4♪ ぶっさんー♪ マスター♪ バンビー♪
 アニ♪」
笑った。最初、何自分の名前歌ってるんだよ、としか思わなかったんで。
うっちーやっぱり君は最高だ。

闘いすんで日が暮れて。

猫田に託された野球部監督をアニに譲るぶっさん。
あー、そうか。今回アニが無職だとか暇だとかオジーと似てるとかアホだとか(そこまで言ってない)強調されてたのは、このための伏線だったのか。
ぶっさんにとって、アニがこれからどうなるのかってことは気になるところだったのかもしれないね。
「純の兄貴だから。アニでいいや」
って、いいセリフだったなあ。
少しだけど、アニの弟に対するコンプレックスとか、わだかまりとか、解消できるんじゃないかな。

あー上手いなあ。ホント上手いなあ。
一見、バカ騒ぎしてるだけに見えても、その底に流れる暖かさとか優しさが好きなんですよ私は。

<次回予告>
なんかすっげー気になるんですけど。
ぶっさんとモー子、やっちゃうんですか?
パンツ脱いでるのはモー子だよねえ。えらいいい脱ぎっぷりでたまげたけど。
えー、やだー。反対はんたーい。ぶーぶー。
最後の「聞いてください、木更津キャッツアイのテーマ」ていうぶっさんのシリアスさに大笑い。なんでかしらないけど笑える。なんでー?

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