木更津上陸バリバリ伝説2003 
愛なんていらねえよ、同情するなら金をくれ、夏。

序章 〜はじまりはいつも雨〜

これは、ロケ地見学兼やっさいもっさい視察兼オフ会の記録である(プロジェクトX風に)。


<木更津駅西口 アインス前>

2003年8月14日午後1時。私は木更津にいた。
きっかけは、<ニャーニャーニャー>の管理人みみや様の8/13の日記
それを読んだ私は、「あー。そうかあ。明日お祭りなんだ。そういえば木更津行ったことなかったなあ。なんだか行きたくなって来ちゃったなあ。行っちゃおうかなあ」と衝動的に思い立ち、みみや様にメールを送りました。
いわゆるナンパですね。
幸い彼女と連絡が取れ、我々は現地で落ち合うことにしました。


<アインス2F 猫目堂本舗>

まず我々が向かったのは、公式グッズ販売店。予想してたよりも、こぢんまりとしていた店舗でした。
正直・・・さすがに今日ばかりはキャッツファンで賑わっているのではないかと思ってきたのだけど・・・意外とそうでもなかった(ごめんなさい)。

<購入したもの>
・全国共通前売り券(裏に上映劇場が載ってます)
・地域情報紙『FORZA No.4』(映画の制作発表会見の記事有り。これは買いですよ)
・やっさいもっさいスローガンTシャツ
・ステッカー
・ここで買い損ねたうちわは、あとでみみやさんから買い受けました。



物欲が満たされたところで小休止。アインス8Fの喫茶店で昼食。
メニューを見ながら
「ナポリタン」
「オレンジジュース」
と謎の言葉を吐きつつ、顔を突き合わせてくすくす笑っている私たち。
いや、ツーといえばカーと返ってくるツレがいるって、いいですねえ。


<木更津東映>
食欲も満たした私たちは、木更津限定映画チケット(ステッカー付き)を求めて、木更津東映に向かいました。
んが、
「こっちじゃなく、『富士館』さんで扱ってるんですよ」
と言われ、富士館に移動(興奮しすぎて、写真撮るのを忘れました)。
チケットを買うと、引換券をくれます。
「ステッカーの引き替えは、22日からになります」
「映画見に来るときに引き替えてもいいんですよね」
「いいですけど、人気のある順になくなりますよ」
えっ?
ステッカーの見本を見せてもらいました。形はコースター状で、一枚に一人ずつキャッツメンバーが後ろ姿で写っています。
「写真撮ってもいいですか?」(旅の恥はかき捨てることにした私)
撮ってきました。わはははは。
肖像権上まずい気がするので画像は載せません。現地で見てきましょう(←宣伝)。


<みまち通り>
いよいよ、木更津の聖地巡礼です。
期待は高まります。
ある意味失礼なのは承知で言いますが、ほんとに狭くて短い道沿いに、主要な建物がいっぱいあって、まるでこの通り自体がドラマのために作られたセットのようでした。

八剱八幡神社はこの通りとは不釣り合いに立派すぎて(本当に失礼だっつうの)、それ故にかえって見逃しました。
うがー、モー子が「スタバが出来ますように」ってお祈りをしていたのはここだったんだー。ぎゃー。思いっきり通り過ぎてしまったああ。

<オジー像>
みまち通りに足を踏み入れると、まっ先に目に入ってきました。
ああああ、オジーオジー。雨が降っていなければ、撫でたりビールを供えたり、頬ずりをしたりするのに(それはやりすぎ)。
道を挟んだ向かいには、猫が雨宿りをしていました。シチュエーション的に出来すぎです。
オジーの前にいたら、もっといいのに〜。雨が降ってなかったら、無理矢理オジーの所に連れて行って一緒に写真を撮ったのに〜。


<オジー像遠景>

オジー像の後ろには、某高校美術部員の手による背景が描かれています。
オジーは右下に写っています。







<バーバータブチ>
猫目堂本舗でもらった「青春ウォーキングマップ」では『復元中』と書かれていたバーバータブチですが、復活していました。
中では、商店街の人らしき人たちがなにやら打ち合わせをしていました。やっさいもっさいの話でしょうか?
店前のたぬきは、バーバーらしく櫛とハサミを持っている・・・ことに初めて気づきました。





<佐々木写真館>(写真提供、みみやさま)
アニの家です。みまち通りの突き当たりにあります。
写真館なので写真が撮れます。当然のごとくキャッツアイのユニフォームを着、例の5人の集合写真を持たせてもらって記念撮影。とってもドラマチックな写真が撮れました。感動。
家に帰って旦那に見せたところ、
「ああ、良く撮れてるね。これなら遺影に出来そうだ」。他に言い方はないのか。
遺影といえば、スタジオ内でぶっさんの遺影5枚組を発見。いや、家で撮った写真を見たら、普通のモノクロ写真だったんですが、見た場所が場所なだけに8話の衝撃を思い出しましたよ。はふう。
写真館を出る頃、町全体へのアナウンスが(午後4時前)。
「本日のやっさいもっさいは・・・予定通り行います」
ああびっくりした。中止って言い出したらどうしようかと思いましたよ。

<中込呉服店>
本当は呉服屋さんではなく京染店でした。
この店だけは、みまち通りのメインストリートを入ってすぐ分岐した道筋にありました。
でも、ぶっさんの家のすぐ近くでした。
むしろ近すぎです。
本当にお隣同士の幼なじみだったのねえ、と、妄想はふくらみます。







<リハーサル?>
タクシーを拾うため駅の方に戻りかけたところ、耳慣れたラテンのメロディーが。
ふらふらと音源の方に近づいていくと、やっさいもっさいのメロディーに会わせて踊る人々を発見。
時間は午後4時過ぎ。6時からのやっさいもっさいに参加する人たちの姿が、この頃から増え始めました。



Part2.に続く・・・。

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